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2022/08/29

50代の夫婦2人が暮らすのに最適な住まいとは

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子育てもひと段落つき今後の夫婦生活を改めて考えるタイミングの50代。今のうちにやっておきたいことは多いけど、今後体力が落ちていくことも考慮しなければなりません。人生の大きなターニングポイントとなるであろうこの時期に、始めに思い浮かぶのが「住まい」のことではないでしょうか。今回は、50代の夫婦2人が暮らすのに最適な住まいについて解説します。今後訪れるであろう3つのシニア期を理解することで、自分たちに合った最適な住まいの環境づくりができるはずですよ。

1.50代以降の3つのシニア期

まずは50代以降に訪れる3つのシニア期についてご紹介します。住まいを検討する際は、自分たちがどのように過ごすことになるのかをイメージしながら考えていくとスムーズです。

アクティブシニア

1つ目はアクティブシニアの期間です。時間やお金について強い不安は感じておらず、できるだけ健康を維持して自分の好きなことに没頭したい考えを持っています。趣味や旅行やスポーツなど、自分たちのライフスタイルの充実が最も優先度が高い時期とも言えるでしょう。子どもには迷惑をかけたくない、周囲に自分のことは自分でやりたいという考えを持っています。

ギャップ・シニア

続いてギャップ・シニアの時期を迎えます。介護など人の手助けを必要とするほどではないけれど、自由なライフスタイルを送れるほどの体力はない。やりたいこととできることにギャップを感じているシニア世代とも言えるでしょう。出来なくなったと感じることが増え、気分が落ち込みやすくなります。

要介護

最後は要介護の期間です。身体的にも思考力的にも衰えが顕著になっており、日常生活に支障が出てくる時期です。家族や医療従事者の助けを得なければ、満足した生活を送ることが困難な時期でもあります。自宅で適切な介護を受けるために、リフォームや専用設備のレンタルなどが必要になります。
 

2.快適なシニア期を過ごすための選択肢

シニア期を快適に過ごすにはいくつかの選択肢があります。

マンションに住み替え

老後暮らしにマンションへの住み替えを考える人もいます。上下左右に住民も住んでいるため、ご近所さんとコミュニケーションを頻繁に取って楽しみたい方に向いています。浴室乾燥や床暖房など充実した機能が備えられています。

地方移住

老後のゆっくりとした時間を楽しむために、地方移住を選ぶ人もいるでしょう。自然に囲まれて生活することで、心と体をいつでもリフレッシュできますよね。車が必要であったり、医療施設の減少などがあったりするため、UターンやIターンなど住む場所に慣れている場合におすすめの住まい方法です。

住宅の建て替え

住み慣れた場所で、住宅をアップデートする方法です。土地勘があるため生活に便利で、住まいもより快適に改善することができます。ただし、古い土地だと法律で床面積を小さくしなければならないケースもありますので注意が必要です。

3.50代の夫婦2人の最適な住まい

50代夫婦に最適な住まいの条件をご紹介します。

生活の全てを1フロアで完結できる

老後までずっと暮らしていくなら、生活のすべてを1階で完結できる住まいが良いでしょう。理由としては、体力的に負担のかかる階段の登り降りがなくなることで、ライフステージが変化しても無理のない暮らしができるはずです。将来的に介護が必要になったとしても、介護者の負担軽減になるため、適切なサポートを受けられるようになります。
 

寝室以外の部屋もある

寝室以外の部屋を用意することで、アクティブシニアの時期を充実させることができます。急な来客のための部屋や子ども家族が泊まりにきたときの寝室を用意できるよう、間取りは2〜3LDKなど寝室+αであると良いですね。趣味部屋にするのも良いですし、納戸として利用すれば大きな収納として便利に使えるはずです。

広すぎないコンパクトな平屋

どちらの条件もクリアできる住まいとして、コンパクトな平屋がおすすめです。広すぎない100㎡/30坪くらいのコンパクトなサイズを採用すると、メンテナンスの費用をおさえながら理想の住まいを作りあげることができるでしょう。平屋であれば家の出入りの際は必ず顔を合わせられる構造になっていてコミュニケーションが取りやすいですし、構造的にも強固で、老後もバリアフリーな住まいで快適な時間を過ごすことができることでしょう。

4.まとめ

50代の夫婦2人が暮らすのに最適な住まいについてまとめます。

● 老後のシニア期を快適に過ごせる住まいが必要
● 生活をワンフロアで完結できると生活の負担をおさえられる
● 寝室以外に来客部屋や納屋を設置できる平屋が理想的


平屋であればメンテナンス費用を抑えながら住む人の笑顔がいつでも見られ、快適な老後を過ごせるはずです。この記事が老後の住まい選びの参考になれば幸いです。

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